SUSTAINABILITY
Aspirin® Cardio*で心や人々の命を守ることに貢献することが我々の使命です。
循環器疾患の大きな要因の一つが公害であると言われています¹。地球温暖化が進み、温室効果ガスの排出が私たちを取り巻く空気に悪影響を与えている中で¹、一人でも多く環境に配慮した行動をとることが重要です。
2019年だけでも、環境汚染が原因の心血管疾患により500万人以上の命が失われています¹。我々は環境への影響をできる限り減らすため、Aspirin® Cardioの製造工場では二酸化炭素の排出量削減し、再生可能エネルギーの使用率を高め²、さらにパッケージの最適化に取り組みました。
医療貢献への取り組みと同様に、我々の環境に対する取り組みは、現在から未来へ向けて、
活動の中心として継続します。
2019年の1年間で、環境汚染が原因の心血管疾患により500万人以上の命が失われています。¹
環境汚染が心血管疾患のリスク要因であることは見過ごされがちですが、私たちがより良い明日を迎えるためにも、取り巻く環境への影響を認め、原因への対策をしなければなりません。¹
柳の樹皮は、伝統的な薬剤として3500年以上も前から用いられています。
柳の樹皮には抗炎症作用や鎮痛作用を持つ天然有効成分サリシンが含まれており³、1897年にドイツの化学者、フェリックス ホフマン氏によってアセチルサリチル酸が開発され、アスピリン発見の原点となりました。
アスピリンはそれ以来、多くの命を守るために患者さんのもとへ届けられています。
我々は、Aspirin® Cardioを通して再び自然に焦点を当て、より環境に配慮した生産方法を取り入れることで、環境への悪影響をできる限り削減できるよう取り組んでまいります。
毎年数多くの錠剤が生産されているAspirin® Cardioの製造では、たとえ小さな変化であっても、大きな影響を環境へ与えることができると信じています。
環境への悪影響をできる限り削減するために我々にできることを検討し、これらの取り組みを行っています:
2019年から2021年末までのAspirin® Cardio*の生産において、CO₂ 排出量が 38.7% 削減されました。²
パリ協定に基づき、地球温暖化を1.5度に抑えるためには、2029年まで年間4.2%のCO₂排出量を削減することが必要です。⁴
Aspirin® Cardioの生産拠点では、2019年から2021年末までに全体のCO₂排出量を38.7% (40,000 トン以上) 削減しました。²
(2021年末時点、対2019年比)
Aspirin® Cardio*の生産における再生可能エネルギーの割合は、2019年の0%から、3年間後の2021年には44.5%まで増加し、今後もその割合を増やし続けます。²
環境保護に貢献するためには、自然が作り出すエネルギーを活用することが一番です。そこで我々は水力、太陽光、風力から得られる電力の使用量を増やしてきました。²
これにより2021年には、Aspirin® Cardioの生産拠点で使用する電力の44.5%が、再生可能エネルギー由来のものになりました。² さらに、2029年にはこの割合が100%になることを目標としています。
新鮮な空気を守るために。
Aspirin® Cardio*の包装材使用量を年間48トン
削減しました。
製品パッケージにはより自然に優しくするために、板紙、プラスチック、アルミホイルの使用量を削減する取り組みを行っています:
* Aspirin® Cardioは海外の登録商標であり、本邦ではバイアスピリン®で登録されています。
** 使用された統計データはAspirin® Cardioの生産において、グローバルの製造拠点全体(ドイツ、スペイン、イタリア、中国、日本)で計上されたものです。(対2019年比)
使用された統計データはAspirin® Cardioの生産において、グローバルの製造拠点全体(ドイツ、スペイン、イタリア、中国、日本)で計上されたものです。
当社のサステナビリティに関する取り組みは、外部機関による監査と検証を受けてます。² (2021年末時点、対2019年比)