I-neb AADネブライザを用いた吸入方法
吸入し忘れに気づいたあと、吸入操作ができる状況になった時点で、なるべく早く吸入し、その後は2時間以上の間隔をあけて、決められた回数まで吸入するよう指導してください。1日の終わり(就寝前)までに決められた回数を吸入できなかった場合は、次の日から改めて、決められた回数を吸入するよう指導してください。
朝起きてから夜寝るまでの間で、いつ吸入してもかまいません。ただし、吸入と吸入の間は2時間以上あけるようにして、病院で指示された、1日の吸入回数を守るよう指導してください。
日常生活では、吸入する大まかな時間帯を決めておくと、吸入のし忘れを防ぐことができるかもしれません。例えば、1日6回吸入する場合には、朝起きた時と夜寝る前に吸入し、残りの4回を午前中、昼食後、午後、夕食前などのタイミングで吸入することもできます。2時間以上の間があいていれば、吸入時間が多少前後しても問題ありませんので、ご自身の生活パターンにあった吸入のタイミングをみつけるよう指導してください。
口からマウスピースを離すことで、吸入をいつでも一時停止することができます。少し休んでから吸入を再開する場合には、再びマウスピースをくわえて呼吸を始めるよう指導してください(『吸入の手順(吸入の一時停止)』参照)。
お出かけ前に、I-nebを完全に充電するよう指導してください(I-nebを完全に充電すると約40回分の吸入が可能です)。ベンテイビス®の吸入にはいくつかの吸入操作が必要です。外出先では、なるべく落ち着いて吸入操作ができる場所を見つけるよう指導してください。
外出先ではマウスピース、薬液漕の蓋、薬液漕、薬液ガイドを水道水で軽く水洗いするよう指導してください。 なお、帰宅後は「I-nebのお手入れ(毎回のお手入れ)」のとおり洗浄してください。