治療編 (テキスト解説)

16. ARB・ACE阻害薬(特徴)

ARB・ACE阻害薬(特徴)

ARBACE阻害は、比較的若く、軽症の高血圧患者に適していると考えられます。

 

ACE阻害薬の一部では、腎臓や心臓、血管、脳などの臓器保護作用が認められています。このため、糖尿病、蛋白尿、心不全、心筋梗塞の既往、脳循環不全などを有する患者に適しています。

 

また、今後さらなる検討が必要ですが、糖尿病新規発症を抑制する作用が示唆されています。

 

ARBは、ACE阻害薬よりも生命予後に関するエビデンスは少ないものの、降圧効果は同等またはそれ以上であり、副作用はより少ないとされています。日本では、ARBはCa拮抗薬に次いで使用されている降圧薬です。