
Webカンファレンス延長配信
チャプターについて:
動画の再生バーにある以下の“チャプター”アイコンを押していただくとチャプターが表示されますので、お好きなシーンをお選びいただけます

チャプター1
00:00:00〜
Bayer Medical Dialogue
泌尿器がんの診断におけるダイナミック造影MRI:臨床での役割とその活用
チャプター2
00:01:25〜
講演1 前立腺癌のMRI診断におけるダイナミック造影検査の臨床的意義
チャプター3
00:37:24〜
講演2 膀胱癌の局所病期診断におけるダイナミック造影検査の役割
チャプター4
01:10:03〜
Q&Aセッション
MA-M_GAD-JP-0115-24-06
延長配信期間
2025年7月11日(金) 10:00 ~ 7月17日(木) 10:00
会員限定
Bayer Medical Dialogue【2025年7月9日開催】
<延長配信>明日から取り入れる心不全診療プロシージャー

講演1
前立腺癌のMRI診断におけるダイナミック造影検査の臨床的意義
演者
玉田 勉 先生
川崎医科大学 放射線診断学教室 主任教授
ご講演内容
ダイナミック造影MRI(DCE MRI)に使用されるガドリニウム製剤は1980年代後半から臨床応用が開始され、その後NSF(腎性全身性線維症)といった問題点はあるものの、現在はマクロ環構造の製剤のみが用いられ直鎖型GBCAと比較し安全性が高まっている。一方、DCE-MRIは前立腺癌のMRI診断においても古くから活用されてきたが、近年、それを省略したバイパラメトリックMRIが実臨床で活用されている。本講演では前立腺癌のMRI診断におけるDCE-MRIの臨床的意義を実際の症例や臨床研究による知見と併せて解説する。

講演2
膀胱癌の局所病期診断におけるダイナミック造影検査の役割
演者
竹内 充 先生
川崎医科大学 放射線診断学教室 特任研究員
ラジオロネット東海 部長
ご講演内容
ダイナミック造影MRIは高い時間・空間分解能を持ち、T2強調像・拡散強調像と併用して膀胱癌の局所病期診断に用いられる。拡散強調像は主指標だが磁化率アーチファクトの影響のため画質低下をきたしやすく、造影MRIが代替となる。ダイナミック造影は病変の造影効果の範囲に加えてinner layer enhancementやperitumoral enhancementに注目することで、病変の広がり診断に寄与する。