製品Q&A

製剤に関する項目

    A:

    ミレーナとその除去糸には本体にポリジメチルシロキサン(シリコン)とケイ素、T字部分にはポリエチレン、硫酸バリウム、除去糸にはポリエチレン、酸化鉄が含まれます。除去糸に微量の酸化鉄を含むため、酸化鉄にアレルギーがあると分かっている場合はミレーナを使用しないでください。

    治療

      A:

      「避妊」、「過多月経」、「月経困難症」です1)

       

      ◆◆参考文献◆◆

      1) ミレーナ52mg添付文書 2019年9月改訂(第1版)

      A:

      月経が始まった日から7日以内に、医療機関で医師によりミレーナ1個を子宮内に装着します1)

       

      ◆◆参考文献◆◆

      1) ミレーナ52mg添付文書 2019年9月改訂(第1版)

      A:

      ミレーナは一度装着すれば最長で5年間効果が継続します。装着後は5年を超えないうちに交換または除去してください1)

       

      ◆◆参考文献◆◆

      1) ミレーナ52mg添付文書 2019年9月改訂(第1版)

      A:

      妊娠初期における装着を防止するため、月経開始後7日以内に装着してください。

      加えて、妊娠初期の流産後の場合は流産の直後に装着が可能です。妊娠初期の人工妊娠中絶の場合も人工妊娠中絶の直後に装着が可能です。現在使用している人が新たに装着し直す場合は月経周期のいつでも装着が可能です。分娩後は穿孔や脱出の可能性が高くなるため、子宮の回復(6週間以上)後に 装着してください。帝王切開や子宮筋腫摘出などの骨盤内手術後は、手術部分の回復が確認された後に装着してください1-2)

       

      ◆◆参考文献◆◆

      1) ミレーナ52mg添付文書2019年9月改訂(第1版)

      2) ミレーナ患者向医薬品ガイド2014年11月更新 P.3

      薬効薬理・薬物動態

        A:

        子宮内に装着したミレーナからレボノルゲストレルと呼ばれる黄体ホルモンが持続的に放出され子宮の内膜に作用します。レボノルゲストレルには子宮内膜の増殖を抑える働きがあるため子宮内膜を菲薄化させます。これによって、月経血量を減少させ痛みのもととなる物質(プロスタグランジンなど)の産生が抑えられ、月経痛などの月経困難症の症状を軽減させると考えられています。また、子宮内膜が増殖するのを抑えることで受精卵の着床を防いだり、子宮頸管の粘液を変化させて精子が腟の中から子宮内へ進入するのを妨げたりすることで避妊効果を発揮します1)

         

        ◆◆参考文献◆◆

        1) ミレーナ52mgインタビューフォーム【第14版】P.27

        A:

        ミレーナに対する食事の影響を検討したデータはありません。

        安全性(特殊患者を含む)

          A:

          重篤な肝障害や、肝腫瘍のある患者さんには投与できません(禁忌)1)

          ミレーナに含まれる成分は肝臓で代謝されるため、肝臓への負担が増加したり、症状が悪化したりする可能性があります。よって、重篤な肝障害や肝腫瘍のある患者さんには投与しないでください。また、軽度から中等度の肝障害であっても、肝臓への負担が増加する可能性がありますので、リスクとベネフィットを考慮して慎重に投与をご検討下さい。

           

          ◆◆参考文献◆◆

          1) ミレーナ52mg添付文書2019年9月改訂(第1版)

          A:

          腎疾患やその既往歴のある患者さんへの投与に添付文書上の制限はありません。

          A:

          妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与できません(禁忌)1)

          授乳婦への投与は禁忌ではありませんが、ミレーナに含まれる成分が母乳へ移行することが報告されているため、授乳中の人には第一選択の避妊法としないでください。また、分娩後及び授乳中はミレーナの子宮穿孔リスクが高くなるため1)、他の治療法をお勧めするなど適切なご指導をお願いします。

           

          ◆◆参考文献◆◆

          1) ミレーナ52mg添付文書2019年9月改訂(第1版)

          A:

          ミレーナと特定の食べ物やサプリメントとの併用を検討したデータはありません。

          A:

          手術前に休薬する必要はありません。

          ただし、ミレーナを装着している場合、子宮内に装着するシステムのため骨盤内の手術では注意してください1)。一方、ミレーナの成分である黄体ホルモンは子宮内に局所的に作用し血液中へ移行する量は限られるため、ミレーナの添付文書では経口避妊薬(Oral Cotraceptive:OC)のような手術の前後(周術期)での休薬に関する注意喚起はされておりません。

           

          ◆◆参考文献◆◆

          1) ミレーナ52mg添付文書2019年9月改訂(第1版)

           

          その他

            A:

            海外でも販売されています。

            ただし、海外での適応は国毎に異なります。ミレーナを販売している全ての国で避妊の適応があります。また、多くの国で過多月経の適応があり、一部の国で月経困難症の適応があります。

             

            ◆◆参考文献◆◆

            1) ミレーナ52mgインタビューフォーム【第14版】P.71

            A:

            画像検査(超音波検査、X線検査、MRI検査など)を受けても問題ありません1-2)

            本剤の位置確認は超音波検査、(妊娠していなければ)X線撮影により実施可能です。X線画像上ではミレーナのT型フレームに添加された硫酸バリウム(X線不透過性)により、高吸収域として描出されます。

             

            ◆◆参考文献◆◆

            1) ミレーナ52mg添付文書2019年9月改訂(第1版)

            2) ASTM F2503-13. ASTM International, https://www.astm.org

            A:

            分娩後の装着はミレーナが子宮穿孔や脱出の可能性が高くなるため、子宮の回復(6週間以上)をまって装着して下さい。また、授乳中の女性の子宮では穿孔のリスクが高くなると報告がありますのでご注意ください1)

             

            ◆◆参考文献◆◆

            1) ミレーナ52mg添付文書2019年9月改訂(第1版)

            A:

            使用はできます。

            ただし、銅付加IUDにおいて経産婦の装着と比較して未経産婦では脱出、妊娠、出血・疼痛、感染症、迷走神経反射の頻度が高いとの報告があるため、ミレーナの添付文書には未経産婦に対して第一選択の避妊法としないよう記載されています1)

             

            ◆◆参考文献◆◆

            1) ミレーナ52mg添付文書2019年9月改訂(第1版)