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ネクサバールの特徴

1.腫瘍細胞増殖と血管新生に関わるRaf、VEGFR、PDGFR、RETなどの複数のキナーゼを阻害し(in vitro)、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、切除不能な肝細胞癌及び根治切除不能な甲状腺癌に有効性の確認された分子標的薬です。

2.腫瘍細胞の増殖抑制(in vitro)と、血管新生阻害作用(マウス)により、腫瘍の増殖を抑制(マウス)します。

3.1日2回経口投与の錠剤で、服用が簡便です。

4.全身治療歴のある根治切除不能又は転移性の腎細胞癌患者を対象とした国際共同第Ⅲ相臨床試験において、プラセボに対して有意差をもって無増悪生存期間(PFS)を延長することが示されました(海外データ)。また、局所進行あるいは転移性の甲状腺髄様癌患者及び甲状腺未分化癌患者を対象とした国内第II相臨床試験において、既承認の疾患とほぼ同様の安全性プロファイルが認められ、甲状腺髄様癌患者での有効性(奏効)が示唆されました。
 

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中間解析時点においてPFSの有意な延長が認められた(p<0.000001、層別Log-rank検定)ことから、プラセボ群はネクサバール群にクロスオーバーされています。



5.全身治療歴のある根治切除不能又は転移性の腎細胞癌患者を対象とした国内第Ⅱ相臨床試験において、海外と同様の奏効率が示唆されました。

6.進行性肝細胞癌患者を対象とした国際共同第Ⅲ相臨床試験において、プラセボに対して有意差をもって全生存期間(OS)及び病勢進行までの期間(TTP)を延長することが示されました(海外データ)。

7.放射性ヨウ素(RAI)治療抵抗性の根治切除不能な分化型甲状腺癌及び低分化癌患者を対象とした日本人を含む国際共同第Ⅲ相臨床試験において、プラセボに対して有意差をもってPFSを延長することが示されました。また、局所進行あるいは転移性の甲状腺髄様癌患者及び甲状腺未分化癌患者を対象とした国内第II相臨床試験において、既承認の疾患とほぼ同様の安全性プロファイルが認められ、甲状腺髄様癌患者での有効性(奏効)が示唆されました。

8.腎細胞癌患者を対象とした国内第II相臨床試験、肝細胞癌患者を対象とした国内第I相臨床試験、分化型甲状腺癌患者を対象とした国際共同第III相臨床試験並びに甲状腺未分化癌及び甲状腺髄様癌患者を対象とした国内第II相臨床試験において、370例(日本人175例を含む)中359例(97.0%)に副作用が認められました。

主な副作用の発現例数(発現率)は、手足症候群250例(67.6%)、脱毛202例(54.6%)、下痢190例(51.4%)、発疹・皮膚落屑166例(44.9%)、疼痛(口内疼痛、腹痛、骨痛、頭痛及びがん疼痛を含む)126例(34.1%)、高血圧126例(34.1%)、疲労116例(31.4%)、体重減少95例(25.7%)、リパーゼ上昇87例(23.5%)、口内炎(口内乾燥及び舌痛を含む)85例(23.0%)、食欲不振83例(22.4%)、アミラーゼ上昇65例(17.6%)、瘙痒63例(17.0%)、悪心46例(12.4%)、ALT(GPT)上昇39例(10.5%)等でした。(甲状腺癌効能追加承認時)。

また、国内外で認められた重大な副作用として手足症候群、剝脱性皮膚炎、中毒性表皮壊死融解症(ToxicEpidermalNecrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑、ケラトアカントーマ、皮膚有棘細胞癌、出血(消化管出血、気道出血、脳出血、口腔内出血、鼻出血、爪床出血、血腫、腫瘍出血)、劇症肝炎、肝機能障害・黄疸、肝不全、肝性脳症、急性肺障害、間質性肺炎、高血圧クリーゼ、可逆性後白質脳症症候群、心筋虚血・心筋梗塞、うっ血性心不全、消化管穿孔、消化管潰瘍、出血性腸炎、虚血性腸炎、白血球減少、好中球減少、リンパ球減少、血小板減少、貧血、膵炎、腎不全、ネフローゼ症候群、蛋白尿、低ナトリウム血症、ショック、アナフィラキシー、横紋筋融解症、低カルシウム血症があります。

効能・効果及び効能・効果に関連する使用上の注意、用法・用量及び用法・用量に関連する使用上の注意、警告、禁忌を含む使用上の注意につきましては製品添付文章をご参照ください。