
ベリキューボ|製品Q&A
製剤に関する項目
(参考情報)
自動錠剤分包機を用いて一包化した時の薬剤の状態を検討したデータがあります。2)
試験開始まで気密保存または高湿度条件下(25℃/75%RH)で3ヵ月保存し吸湿させたベリキューボ錠2.5mg、5mg、10mgについて、自動錠剤分包機2機種(タカゾノ製 Eser HP-128HS-GP、湯山製作所製 PROUD)で一包化し、その際のカセット内詰まり・異音等と錠剤の割れ・欠け等の破損を評価した結果、いずれの保管条件でもカセット内での錠剤の詰まり・異音等はなく、一包化の過程で錠剤の割れ・欠け等は認められませんでした。
なお、すべての分包機や保存条件を保証するものではない点にはご留意ください。
1) ベリキューボ錠インタビューフォーム【第6版】 P.8
2) ベリキューボ錠インタビューフォーム【第6版】 P.10
治療
- 決して2回分を一度に飲まないでください。
- 気がついた時に、1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分を飲んでください。1)
なお、左室駆出率の保たれた慢性心不全における本剤の有効性及び安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与してください。
(参考情報)
電子添文
5.効能又は効果に関連する注意
5.1左室駆出率の保たれた慢性心不全における本剤の有効性及び安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与すること。
5.2「臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(前治療、左室駆出率、収縮期血圧等)を十分に理解した上で、適応患者を選択すること。
(参考情報)
電子添文
7.用法及び用量に関連する注意
定期的に血圧測定を行い、臨床試験で用いられた以下の基準を参考に本剤の用量を調節すること。
臨床試験で用いられた用量調節基準

薬効薬理・薬物動態

排泄経路は、尿中排泄が約53%、糞中排泄が約45%です。1)
(参考情報)2)
ベリキューボ錠の有効成分であるベルイシグアトは、主に肝臓および腎臓において、UGT1A9、UGT1A1で代謝されます。
CYP による酸化代謝の寄与はわずか(<5%)です。
1) ベリキューボ錠電子添文【第3版】/16.薬物動態 16.4 代謝の項
2) ベリキューボ錠インタビューフォーム【第6版】P.43-44
本剤を食後投与した場合、空腹時投与と比較して薬剤への曝露量が増加し、薬物動態パラメータの個体間変動の程度は減少しました。1) 2)
そのため本剤は食後投与を推奨しています。
1) ベリキューボ錠電子添文【第3版】/16.薬物動態 16.2.2 食事の影響の項
2) ベリキューボ錠インタビューフォーム【第6版】P.35-36
安全性(特殊患者を含む)
それ以外の肝機能障害患者さんに対しては、電子添文上の制限はありません。
1) ベリキューボ錠電子添文【第3版】/9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.3肝機能障害患者および 16. 薬物動態の項
2) ベリキューボ錠インタビューフォーム【第6版】P.45
eGFRが15mL/min/1.73m²以上の腎機能患者さんに対しては、電子添文上の制限はありません。
1) ベリキューボ錠電子添文【第3版】 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.2 腎機能障害患者および16.薬物動態の項
2) ベリキューボ錠インタビューフォーム【第6版】P.45
小児に対する有効性・安全性は不明です。
(参考情報)
非高齢(45歳以下)及び高齢(65歳以上)の健康成人42名に本剤5mgを食後に単回経口投与したとき、非高齢者と比較して、高齢者の薬物動態に関する項目に、臨床的に意味のある年齢の影響はみられませんでした。1)
授乳中の女性には、治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止をご検討ください。2) 動物実験(ラット、静脈内投与)で乳汁中に移行することが報告されています。
1) ベリキューボ錠電子添文【第3版】/9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.5 妊婦の項
2) ベリキューボ錠電子添文【第3版】/9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.6 授乳婦の項
ベリキューボと同様に細胞内cGMP濃度を上昇させる作用があるため、降圧作用を増強し、症候性低血圧を起こすおそれがあります。
併用注意はPDE5阻害剤(シルデナフィルクエン酸塩等)、硝酸剤及びNO供与体(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)です。
PDE5阻害薬も細胞内cGMP濃度を上昇させる作用があるため、症候性低血圧を起こすおそれがあります。治療上の有益性と危険性を十分に考慮し、治療上やむを得ないと判断された場合にのみ併用ください。
硝酸剤及びNO供与体も細胞内cGMP濃度を上昇させる作用があるため、症候性低血圧を起こすおそれがあります。
血圧等患者の状態を継続的に観察しながら慎重に投与ください。