製品Q&A

製剤に関する項目

    A:

    できません。

    ヤーズフレックスに含まれるエストロゲンには吸湿性があり1)、シートから出した状態での長期安定性のデータはありません2)

    一包化は避けていただきますようお願いいたします。

     

    ◆◆参考文献◆◆

    1) ヤーズフレックス配合錠インタビューフォーム2020年6月改訂【第7版】 P.7

    2) ヤーズフレックス配合錠インタビューフォーム2020年6月改訂【第7版】 P.10

    治療

      A:

      ヤーズフレックスは子宮内膜症に伴う疼痛の改善と月経困難症、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整 の適応を持つ薬剤です。

       

      ◆◆参考文献◆◆

      1) ヤーズフレックス配合錠添付文書【第3版】

      A:

      〈子宮内膜症に伴う疼痛の改善〉
      ヤーズフレックスを初めて服用する場合は、月経の第1日目から飲み始めてください。
      1日1錠を毎日一定の時刻に服用します。24日目までは出血の有無にかかわらず連続で服用します。25日目以降に3日間連続で出血(点状出血を含む)が認められた場合、又は、連続服用が120日に達した場合は、4日間休薬します。
      休薬後は出血が終わっているか続いているかにかかわらず、連続で服用を開始します。以後同様に連続服用と休薬を繰り返します。

       

      〈月経困難症〉
      下記のいずれかの用法で服用します。
      ヤーズフレックスを初めて服用する場合は、月経の第1日目から飲み始めてください。1日1錠を毎日一定の時刻に服用します。24日目までは出血の有無にかかわらず連続で服用します。25日目以降に3日間連続で出血(点状出血を含む)が認められた場合、又は、連続服用が120日に達した場合は、4日間休薬します。休薬後は出血が終わってるか続いているかにかかわらず、連続で服用を開始します。以後同様に連続服用と休薬を繰り返します。
      ヤーズフレックスを初めて服用する場合は、月経の第1日目から飲み始めてください。1日1錠を毎日一定の時刻に24日間連続で服用し、4日間休薬します。以上28日間を投与1周期とし、出血が終わっているか続いているかにかかわらず、29日目から次の周期の錠剤を服用し、以後同様に繰り返します。

       

      〈生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整〉
      1日1錠を、通常、14~28日間連続で服用します。

       

      ◆◆参考文献◆◆

      1) ヤーズフレックス配合錠添付文書【第3版】
      2) ヤーズフレックス配合錠を服用される方へ P.17-22

      A:

      飲み忘れに気づいたときは、すぐに飲み忘れていた分の1錠を服用し、当日の1錠もいつもの時間に服用してください。2日以上服用し忘れた場合は、気づいた時点で前日分の1錠を服用し、当日の1錠をいつもの時間に服用し、その後は当初のスケジュール通りに服用を続けてください。

      ただし、飲み忘れた日が多くなると作用が減弱したり、不正出血の原因になることがありますので、飲み忘れが無いように注意が必要です。

       

      ◆◆参考文献◆◆

      1) ヤーズフレックス配合錠添付文書【第3版】
      2)ヤーズフレックス配合錠を服用される方へ P.21

      A:

      いつ服用しても構いません。

      ただし、毎日同じ時間に服用すること、飲み忘れが無いように服用することが重要です。就寝前や起床直後など、自分が一番忘れにくい時間を決めて毎日一定の時刻に服用してください。

       

      ◆◆参考文献◆◆

      1) ヤーズフレックス配合錠添付文書【第3版】
      2)ヤーズフレックス配合錠を服用される方へ P.17-22

      薬効薬理・薬物動態

        A:

        <子宮内膜症に伴う疼痛の改善、月経困難症>
        ヤーズフレックスを毎日服用すると、排卵や子宮の内膜が厚くなるのが抑えられます。これによって、痛みのもととなる物質(プロスタグランジンなど)の産生が抑えられ、子宮内膜症を原因とする痛みや月経時の下腹部痛や腰痛などの症状が緩和します。

         

        <生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整>
        ヤーズフレックスを一定期間服用してから中止すると女性ホルモンの血中濃度が急激に低下します。これにより子宮内膜がはがれ、月経様出血(消退出血)が生じることで、調節卵巣刺激の開始時期を調整できます。

         

        ◆◆参考文献◆◆
        1) ヤーズフレックス配合錠添付文書【第3版】

        A:

        ヤーズフレックスは食事の影響を受けません。

        ただし、セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort =セント・ジョーンズワート)を含む食品は、お薬の効果を弱め、不正出血が起こる可能性を高めますので、摂取は控えてください。

         

        セイヨウオトギリソウはヨーロッパおよびアジア原産のオトギリソウ科の多年草で山野に自生しています。エキスはドイツでは抗うつ剤として使用され、日本では健康補助食品として販売されています。

         

        ◆◆参考文献◆◆

        1) ヤーズフレックス配合錠インタビューフォーム2020年6月改訂【第7版】 P.99

        安全性(特殊患者を含む)

          A:

          重篤な肝障害や、肝腫瘍のある患者さんには投与することができません(禁忌)。

          ヤーズフレックスに含まれる成分は肝臓で代謝されるため、肝臓への負担が増加したり、症状が悪化したりする可能性があります。よって、重篤な肝障害や肝腫瘍のある患者さんには投与しないでください。また、軽度から中等度の肝障害であっても、肝臓への負担が増加する可能性がありますので、リスクとベネフィットを考慮して慎重に投与をご検討下さい。

           

          ◆◆参考文献◆◆

          1) ヤーズフレックス配合錠インタビューフォーム2020年6月改訂【第7版】 P.76, 77

          A:

          重篤な腎障害や、急性腎障害のある患者さんには投与することができません(禁忌)。

          ヤーズフレックスに含まれる成分は血清カリウム値を上昇させる可能性があります。腎機能に問題がある患者さんは高カリウム血症のリスクがあるため、ヤーズフレックスを投与しないでください。また、軽度から中等度の腎障害のある患者さんにおいても、同様のリスクが考えられますので、リスクとベネフィットを考慮して慎重に投与をご検討下さい。

           

          ◆◆参考文献◆◆

          1) ヤーズフレックス配合錠インタビューフォーム2020年6月改訂【第7版】 P.80

          A:

          投与できません(禁忌)。

          ヤーズフレックスには妊婦や授乳婦に投与した場合の安全性について検討したデータがありません。また、ヤーズフレックスに含まれる成分により、母乳の量や質が低下する可能性があります。このことから、妊娠中の患者さんや授乳中の患者さんには他の治療法をお勧めするなど適切なご指導をお願いします。

           

          ◆◆参考文献◆◆

          1) ヤーズフレックス配合錠インタビューフォーム2020年6月改訂【第7版】 P.78, 79

          A:

          手術前4週以内、術後2週以内は休薬してください。

          手術により血液が固まりやすくなり、血栓塞栓症が発症しやすい状態となります。ヤーズフレックスを服用することにより、さらに血液が固まりやすくなる可能性があるため、手術を予定している場合や術後間もない時期に服用しないように適切なご指導をお願いします。

           

          ◆◆参考文献◆◆

          1) ヤーズフレックス配合錠インタビューフォーム2020年6月改訂【第7版】 P.76

          その他

            A:

            海外でも販売されています。

            ただし、海外では子宮内膜症に伴う疼痛の改善や月経困難症の治療薬ではなく、避妊、避妊を望む女性における中等度尋常性ざ瘡(にきび)の治療の適応で販売されています。

             

            ◆◆参考文献◆◆

            1) ヤーズフレックス配合錠インタビューフォーム2020年6月改訂【第7版】 P.127

            A:

            月経困難症とは、月経中に起こるおなかの痛み・腰痛・疲労感などのからだの症状や、イライラ・抑うつなどのこころの症状が、日常生活に影響するほど強く出る状態のことです。

            A:

            子宮内膜症とは、本来なら子宮の内側にある子宮内膜組織が、子宮の内側以外の場所(腹膜や卵巣など)で発生し、増殖する病気です。特に卵巣にできた子宮内膜組織は、出血を繰り返すうちにチョコレート色の古い血液が袋のようにたまり、腫れた状態となることから、「チョコレートのう胞」と呼ばれます。主な症状は月経痛、下腹部痛、腰痛、性交痛、排便痛です。初期症状は軽いものの、月経の回数を重ねるごとに痛みが強くなり、月経時以外にも様々な痛みなどが現れることもあります。痛みのほかにも、下痢や過多月経が起こることもあり、放っておくと不妊の原因になることがわかっています。