Step 2. 手足症候群の予防に保湿を始める

Q1. 保湿はなぜするのですか?

保湿は、手足症候群の発症を防ぐうえで、とても大切です。
ハンドクリームなどの保湿剤を使うことで、手足の皮膚が乾燥したり、硬くなったりするのを防ぐことができます。季節に関係なく、年間を通じて続けることが大切です。

ポイント

  • 手を洗った後や入浴後は、皮膚が乾燥しないようにすみやかにハンドクリームなどの保湿剤を塗布する習慣をつけましょう。
  • 就寝時には保湿剤を塗布後、木綿の手袋・靴下を着用しましょう。
Q1. 保湿はなぜするのですか?

Q2. どんな保湿剤がいいですか?

保湿剤は、薬局などで市販されているハンドクリームでかまいません。使用感の好みは個人差があるので、自分に合うものを見つけるとよいでしょう。
どれを選んでいいかわからない場合は、尿素やヘパリン類似物質を含むもの、あるいはワセリンなどの油脂性軟膏を選んでみましょう。

主な保湿剤の種類と特徴

使用感の好みには個人差があるので、試供品などを利用して、自分に合うものを見つけるとよいでしょう。

保湿剤

長所   

短所

その他の特徴

油脂性軟膏

  • 刺激が少ない
  • 効果が長く続く

てかりやべとつき感が好まれないことがある

入浴直後など、皮膚が水分を多く含んでいるときに塗るのが効果的

尿素製剤

  • 保湿効果が高い
  • 使用感がよい

皮膚炎やかき傷に塗ると、しみるなどの刺激感がでる場合がある

角質を軟らかくする作用もある

ヘパリン類似物質製剤

  • 保湿効果が高い
  • 使用感がよい
  • 刺激が少ない

血行促進作用もあるため、塗布後に皮膚の赤みが一時的に増すことがある

塗り伸ばしやすいローションやスプレーの処方が可能

加藤則人 : 7 ステロイド外用剤と他の外用剤との比較と使い分け. 正しいステロイドの使い方 2.外用剤編 改訂第3版(塩原哲夫編), p60, 医薬ジャーナル社, 2012. より改変

Q3. 保湿剤はいつから塗り始めたらいいですか?

スチバーガを服用する前から、保湿剤を塗ると手足症候群を予防でき、症状がでたとしても軽い症状で済むことが多いようです。スチバーガを服用している間は、保湿剤を塗り続けましょう。

ポイント

スチバーガ服用前から保湿剤を塗ることは必ずしも必要ではないですが、スキンケアで少しでも良い状態にしてから、服用を始める方が望ましいです。

Q3. 保湿剤はいつから塗り始めたらいいですか?